スプリガン

 遺跡を護るため活躍するソルジャー(スプリガン)の話。
 先月にAKIRAを観て以来、大友克洋さんは私の気になるクリエーターの独りです。
 大友克洋さんはやはりキャラクターの動きが独特ですよね。
 グネングネン、…、クイックィみたいなさ。
 マクロ的な人間の動きと、ミクロ的な人間の動きの描き分けが面白い人です。
 しかし、ストーリー自体は消化不良。大風呂敷広げておいて、理解不能。期待していただけにちょっと残念でした。
 キャラクターの台詞も、行動もどこかありきたりでしたし。
 短編連作型のコミックを一本の映画で演出するというのは無理だったのでしょうか。とにかく残念です。
 あの改造人間君を見て、思わずAKIRAをぶり返し。音楽も、そういえばAKIRAと被っていました。