2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧
ビートたけしの小説は『新・坊っちゃん (OHTA BUNKO)』が初めてで、その時から他の作品も読みたいと思っていたので購入。 私が小さい頃のビートたけしのイメージというのは「下品」だとか「乱暴者」といったイメージがあって怖かった。そして自分のその感覚…
(http://www.kahoku.co.jp/news/2008/01/20080128t13031.htm) 仙台市の地下鉄東西線建設に伴い、青葉通(青葉区)のケヤキを撤去する作業が28日午前、「西公園駅工区」で始まった。「一番町駅工区」でも、同日夜に作業を開始する 東京近郊に住む人にとって…
『マルドゥック・スクランブル』や『スプライト・シュピーゲル』が面白かったので読んでみた作品。 巨大なガジェットを巧みにそれでいて力強く組み込んでいく先生の持ち味はファンタジーでも余すところなく発揮されています。 強い信念を持った主人公達の造詣…
久々に刺激的な小説を読みました。 脇役でしかない人物を敢えて軸に据えた構成。全四話構成なのだが、それぞれの話は完全に独立しているにもかかわらず脇役だけが共通した登場人物であるという変わった構成。 それがただ奇をてらっただけではないということ…
6年近くも前のアルバムから、最近の私のお気に入り。 初めて聴いたのはアニメFLCLの第一話。"Ride on shooting star"しか興味がなかった私ですが、日増しにThe Pillowsを楽しむ体質になっていきました。FLCLを一度観終えた後に『フリクリ〈1〉 (角川スニーカ…
1931年の作品。「キッド」、「のらくら」以降、「モダン・タイムス」以前。 浮浪者の男が盲目の女性と恋に落ちる話。相変わらずチャップリンは浮浪者なんだけれども、なぜか紳士然としたがる様はどこかしなやか。この浮浪者はまた別の場面では富豪者の自殺を…
弱い者の立場への憐憫がそこかしこににじみ出ている作品。 資本主義化以降、オートメーション化する労働を面白おかしく茶化すシーンには薄ら寒い狂気が漂っていて素直に笑えない。 物語というものは人を傷つけてなんぼなんだなぁと思いつつ、きっとチャップ…
何か「無限のリヴァイアス」思い出した。 漂流した船が食べ物に飢えて恐ろしいことが始まる話。 カニバリズムを思いとどまらせるのは、文化とか思想なんだなぁとか思った。
1巻1ヶ月の全12巻ようやく読了。当初、物語の方向性が示されないままふわふわした空気の中物語が進み中盤になってようやく骨格らしきものが見えてくる。 「何か」を探すというテーマはおとぎ話の時代から使われてきた物語のテーマだけれどもここまで抽象性の…