俺も述べたいセカイ系
(http://d.hatena.ne.jp/hissa/20040126#p2)(id:hissaさん)
(http://members.at.infoseek.co.jp/toumyoujisourin/jiten-bungaku.htm)
(http://members.at.infoseek.co.jp/toumyoujisourin/jiten-hikiage.htm)
あー、一通り上のサイトを読んでみたのだけれども、私にはさっぱりな所が…。
僕が大塚英志さんを知ったのも、ライトノベルを知ったのもまだ一年弱しか経っていない。
じゃあそれ以前、俺は何していたかっていうと、夏目漱石を読んでいて、脇でアニメ絵の小説を読んでいる連中を冷たい目で見ていた。(アニメの解説本とか、正直勘弁してください)
だからなのか、自分も片足突っ込んでいるのに(身も蓋も無い言い方をすれば)オタク系人間に対する嫌悪感が未だに消え去っていない私。
セカイ系批判が辛い昨今、どうやら私が好んでいるアニメも漫画もセカイ系だというのが分かった。
人によっては違うのも重々承知だけど、僕はセカイ系を「とにかく自分と向き合う事」が「自己認識が自分の中の枠組みとなった」
と解釈してやまない。
ただ、他人を拒絶し続ける閉鎖的なセカイは嫌なのだけれど。
オリジナリティとか学習とかパロディとかアイデンティティとか適応とか成長とか。
そういうものをどう扱うのか、がこれからのセカイ系小説の課題だと僕は思う。