冬休み期間中ということで、山形に帰ってきていた高校の頃の友人と山登りに行った。
 その友人は同じ演劇部に所属していた人でとても活動的な人間だ。私は誘われる形となった。
 その山というのは、自分達がかつて自作脚本として製作した1600年の「東北の関ヶ原合戦」といわれた最上義光直江兼続の合戦を題材にした劇の舞台となったところだ。
 山野辺は畑谷城合戦の史実に基づいた芝居だった。


 私とその脚本を書いたN君と共に、富神(十日見山)と畑谷城跡に行き、我々が演じた武将達の墓に手を合わせてきた。
 ちなみに私が演じた谷柏相模はこの戦の唯一の帰還者なので、彼の墓はここには無かった。
 とても感慨深かった。
 N君が「こういう事があったという事を皆に知らせたいね」と言った。
 私は「私達は彼らに生かされているのだな」と言った。


 歴史に疎い方のために参考になりそうなページのURLを記す事にする。
(http://www.ne.jp/asahi/sengoku/yamagata/koujou/hataya/hataya.htm)
(http://nagata.kanagata.net/yamagata/Yamagata_kassen_Kashindan_0002.html)
(http://www.geocities.co.jp/HiTeens-Penguin/1711/playbook_karesusuki.html)