病蓐の幻想
ちなみにタイトルは谷崎潤一郎の短編小説より。
風邪ひきました。
食欲がなかったのも、体がだるかったのも、テストの成績が芳しくないのも全部風邪のせいでした。
そういうわけで、ここ2,3日は大事をとって休んでおりました。
ずいぶんと寂しい思いをさせましたね、私の1億6千万人のファン達。
で、風邪ひいている間、何をしていたかというと、寝ておりました。
随分と芸のない事ではありますが、病人に芸を求めるのも間違っております。
しかしまあ、私の部屋というのは寝ながらにして手を伸ばせば本を四五冊ほど(今、『死後札』って変換されました、マジコエエ)、つかめる状態にあります。快適快適。
でも、少しばかり気分転換にと弟の部屋に忍び込んで何か借りようと思ったのです。
そしたら、あらあらあら上記の『月姫読本 PlusPeriod』を弟が買っていやがりましたよ。もう俺以上にオタクやってます。
でも、まあ、病床の恰好の楽しみができたわけで、ぼんやりと眺めてみんとす。
うわー、翡翠萌えー、メイドー、赤毛ー、無表情ー。
翡翠! 翡翠!!! 翡翠!!!!! ひ・す・い!!!!!!!!!
オーイェ。たっぷり堪能しましたよ。
パツキンとか貧乳とか割烹着の絵とかもあったような気がするんですけど、アウトオブ眼中。翡翠しか目に入りません。
それはそうと、小説を読み始めたのは武内崇が最初だった、っていうのには不思議な縁がありますね。彼の読書趣味如何では今の奈須きのこは生まれなかったわけだ。
奈須きのこの読書初めは菊池秀行。
ちょっと意外。
奈須さんはもうちょい固めの『ドグラ・マグラ』とか『虚無への供物』とかあそこらへんを読んでいるものと思ったけれど。
読んではいるのかもね、後になったあたりから。
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しかし、あのレベルの小説が書けるようになるまでにどれぐらいの量の読書と、執筆を重ねればいいんだろう。
早く面白い小説が書けるようになりたいです。
そうだ、誰かが挿絵を描いてくれたら面白く見えるのかもしれない。
というわけで、誰か描いてくれ。