茄子アンダルシアの夏

 50分ぐらいなのでとても観やすく映像もすっきりしていて好感が持てました。
 アニメにしては短い50分という枠の中で、一つのレースに絡めながら主人公の過去を一通り描いてみせる演出方法に驚愕。とても巧みだと思いました。ただ一つ気になるのがラスト200Mのラストスパートのシーン。ここで急に選手達が劇画タッチになるのですが、ちゃんとそこまでの間に選手達に感情移入し、なおかつその苦労・疲労感というものに理解力が無いとやはりギャグにしか見えません。ひょっとしたら劇場で観たらまた違ったのかもしれませんけどねw
 後味もよく、心踊りました。俺も運動したい。