乙一著『失はれる物語』(ISBN:4048735004)

 読み終えた、というか。この本に収録されているのは、以前角川スニーカー文庫にて文庫化になっている作品が殆どで、書下ろしは『マリアの指』のみ。
 淡々とした文の調子が心地よい。
 いまどきのライトノベルに多い演出過剰の文章は嫌いだ。
 ただ、エピソードが取って付けたような感じなのが気になった。