ここよりどこかで(ASIN:B00005HRPL)

 いつの日も、親と子の対立というものもあるわけでして…。
 ただこれは、単純な親と子の物語として解釈するよりも、一人の人間に同居する感情の描写とも言えなくも無いです。
 人物の行動やセリフで表現しなければならないことを、プロローグ、モノローグで説明してしまっているのが気になりました。