女性の描く小説は詰まらない、…と言い切ってしまうと区別でもなく差別でしょうか。
 けれど思うのですが、女性の書く小説はどこか深入り具合が足りないような気が足りないような気がするのです。偏見かもしれないけれど、女性作家の中から舞城王太郎のように破天荒な小説も、太宰治のような徹底した小説も出てこないような気がする。ジェーン・オーステンがシェイクスピアになれないように、だ。
 女性は精神的な袋小路に陥ることはあまりないような気がする。あったとしてもそれは自己陶酔的なものである場合が多いのだが、男性の場合だとその自己陶酔すらも疑ってかかる傾向があるような気がする。まあ、偏見ですが。脳の構造的にありえないことではないと思うのです。
 ただ単純に私が理屈に走り安いってだけかもしれないけれど。