Zガンダムエース
Zガンダム劇場版を受けての、「ガンダムエース」の増刊号だと思うんだけれどあまり面白いと思う記事・マンガは無かったです。
機動戦士Zガンダム デイアフタートゥモロー-カイ・シデンのレポートより-
が面白かったです。自分はカイさんが好きなので。
カイさんがジャーナリストとしてああいう風になっていくのはきっと、ミハルさんに目の前で死なれたことが大きかったんでしょうね。1stガンダム内での「死んだら何もならないじゃないかよ」っていうセリフが、本当に生きる上での、率直な感想にして戦争に対する警句なんだろうと思うわけです。
ジャブロー攻防戦でのカイさんの独り言(細かい内容は忘れたけど)が、だからこそ心強いものに聞こえるし、だからこそZガンダムの彼の姿をああいう風に成り立たせているんだなと思うのですよ。
ガンキャノンを後ろからベンチに座って見上げながら「あんなにデカかったかなぁ」と呟くカイ・シデン。「お前、あの戦争で何人殺したか知っているか?」にズドンときた。
冨野監督が死を率直に描いてくれる方で本当によかったと思うのです。