詩璃滅烈

 まあ結局、俺が歪んでるって事にはなるんだと思う。特にね、他人の書いた詩とか読んでいるとさ「なにひよってんじゃねぇよ!!!」とか思ってしまうんですよ。

「まちが ひとが …きらめいて」
 ( ゜д゜)、ペッ
「夢は必ず叶うよ」
 (゜Д゜)≡゜д゜)、カァー ペッ!!
「闇が叫ぶ 月が吼える」
 ペッペッペ(*`3´)・:∴・:∴・:∴・:∴
「ああ、深淵にまどろむ 深い悲しみと 絶望と」
 ∪´Å`)y―┛


 てめえも詩とか小説とか書いたりしている割には、他人の書いたモノ、他人の表現したものに、賛同の意を表したことは無いです。
 ぶっちゃけた話。他人に文章を見せたがる連中っていうのは、大抵自分が大したやつだと見られたい、という露悪・露出趣味の塊です。
 たまに真面目な事を書いた後に、「(ぉ」とか「(ぇ」とか付け足すヤツとかも許せないわけですよ。「(ぉ」とか「(ぇ」とか付ければ取り敢えず許してもらえるだろう、っていう根性が嫌な訳ですよ。
 もっと自分の書いたモノに対して責任を持って欲しいですね。それこそ、敵を作っても構わないさぐらいの根性が無ければ、とてもとても…。
 でねもう一つ。他人を侮って貰いたくないです。
 人それぞれは必死で考え、その結果を行動で表しているに過ぎません。自分が大したやつだと見られたいと思う反面、人を嘲りたいという欲求がそこにある訳ですから。
 そもそも、コミュニケーションって何なんだろう。って思うことがあります。
 嘘をつくことでしょうか? 他人を傷つけないことでしょうか?
 いきなり爆弾発言をしますが、私は女が嫌いです。
 理不尽ですから。根性無しですから。
 とてもじゃないですけど、僕は女性と付き合うという事をする自信がありません。いえ、そういうことを言いたいわけじゃないのです。
 そりゃ、僕も大人ですから(大人なのかなぁ)、人付き合いの大切さは真摯に感じてはいます。けれど、やっぱり嫌だなぁ。嘘を吐くのは。
 人付き合いは簡単です。自分独りが我慢して、嘘を吐き続ければ友達なんか作れます、女にもそこそこもてます。
 でも、嫌だなぁ。
 そうやって出来た友達と付き合うっていうのは、大抵自分の身を滅ぼすんですよ。それだったらまだ、本を読んだほうがいいです。
「書を捨てよ、町へ出よう」というのは私の人生のテーマの一つで、僕はこの言葉を孔子の言葉の(文自体は忘れましたが)「実践に頼りすぎるのも危険だ。机上に頼りすぎるのも危険だ」という言葉とセットに考えています。
 つまり、正直に生きていけば、僕の本音を知る人が増え、そして実りある人たちと出会える。のだと僕は思うのです。
 小ざかしい文章で悦に浸っているような詩も小説も嫌いです。何事にも正面からぶつかっていくのが、自分にとってプラスになるのだと信じています。