Dry and Nutural or Pure

 君の瞳が僕に向けられる。
 僕はその澄んだ輝きから目を背ける。
 君の瞳が怖い
 まるで僕を偽者だと見抜いているようだ。


 ある日僕は街の中を歩いていた時に気がついた。
 僕も誰かにとって
 この風景の一部なんだって


 そんな事、当たり前なのにさ。


 皆、分かっているとは思うんだけどさ。
 

 ドウカボクヲソメナイデクダサイ


 僕は怖いんだ
 彼女に出会う事が


 彼女は僕に
 なんと言ったと思う?
 なんと言ったと思う?


 彼女の言葉は
 僕を
 孤独に誘う。


 誰かが奏でる音楽を
 僕は拒絶し耳をそぐ


 誰かが紡ぐ物語を
 僕は拒絶し目をつぶす


 そしていつか
 僕は心をも殺そうとするのだろう


 その時にやっと
 僕は君からの許しをもらえるような気がするよ。


 彼女は銀色に輝く
 その鋭い眼差しを
 赤く鈍く滲ませて