読了報告 筒井康隆『文学部唯野教授』

 アマゾンのレビューを見てみたら、どうやらこの作品はそれほどマイナーな作品でもないようだった。
 ブックオフで100円で買ったのがなんだか申し訳ない。それほどに面白い作品。
 特に各章の終わりについてくる文学の仮想授業なんかは必読で、読者は唯野教授の一受講生となって授業を受ける事が出来る。
 これを元に、文学の歴史を軽く一望する事が出来る。
 文学部に憧れのある私にはとても楽しむ事の出来る一冊でした。