寂退化

 今日も色々ありました。といってしまえばそれまでなので、今日の日記は日々思っている事を書いてみようと思う。


 世間には日々が楽しければそれでいい、というような風潮が広まっている。それは悪くない事だと思う。けれど、思慮の足りない人がそれをやれば他人に迷惑をかけるし、そもそも他人を思いやる事を出来ない人がそういうことをやってはいけない。
 僕はバイトで、レジ打ち接客等々を仮面被りでこなしているのだが、内心はお客様に嫌悪感を覚えなくも無い。
 子供を甘やかす親の姿勢が気になるのだ。コンビニや本屋は物を売ってなんぼも職業である。だから、お客さんの要求するものには応えなければならないのだ。
 子供が欲しいと言った物をほいほいと買い与える親、子供が袋を別々にしてといえばそれを店員に要求する親。
 それは違うだろう、と言いたい。多分、そういう事を思っている人間は大勢いるのだろうと思う。では、なぜそれが実行されないのかと問い詰めれば、それが大人というものだから、という風に片付けてしまうそんな胡散臭さ。
 かく言う私も物を言う事が出来ずにこんな所で愚痴をこぼしている。本当に人間とは弱い生き物だと思う。
 それが生き残る、事に矛盾を感じ始めた人間の弱点なのだと思おう。