『このライトノベルがすごい!2005』このライトノベルがすごい!2005作者: 『このミステリーがすごい!』編集部出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2004/11/26メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 19回この商品を含むブログ (123件) を見る

 学校の帰りにTSUTAYAに寄りましたら、こんな本がありました。この本と同じ名前のサイトがありましたが、それとは全く関係の無いものなのでしょうか。


 内容はまず順当に、『好きなライトノベル』のアンケートに始まり、『好きなヒロイン』『好きなヒーロー』『好きな人外・その他モノ』のアンケート結果発表。『好きなヒロイン』第三位、長門有希入賞おめ〜。第四位には同作涼宮ハルヒも入賞だ。意外にまだ人気があったんだ。
 また、巻頭に谷川流氏のインタビューがあった。普通の顔だった。それほどイメージが壊れなかったので良かった。


 アンケート結果発表の後は、ライトノベルのキャラクター達を属性ごとに区分し、軽い分析を行っている。
 男性キャラクターは読者の共感を誘うヘタレタイプと読者の憧れを誘うヒーロータイプに区分。『戯言』シリーズのいーちゃんがヘタレ主人公の筆頭に、『悪魔のミカタ』の堂島コウがヒーロータイプに。いーちゃんのほうが頭がいいはずだがな。


 そのほかに何が書かれていたのかは覚えていない。レーベルの紹介があったかもしれない。後、ラノベの歴史についても書かれていたような気がする。


 まあ、どの道、大切なのは人気ではなく、読者がきちんと良書に対してイエスと言い、悪書に対してノーと言えるかどうか。
 自分の好きな小説が一位を取ろうと、ランクに入っていなかろうと、その物語の中に納まっている文章が変化するわけではない。
 

 あと思った。俺もライトノベルが書きたい。何気にプロになりたいとか思っている自分がいた。死ね、死んでしまえ。