価値観の迷走・サブカルチャーはどこへ行く

 さて、その雑誌内でキャラクターについてこんな言及がなされている「キャラクターとは記号の組み合わせである」
 なるほどそうかもしれない。人としての要素の組み合わせでキャラが際立つのも一つのものの見方だ。しかし、その同じ雑誌内では、様々な漫画描きを中心にクリエイターのインタビューが載っていたのだが、物語があってキャラクターがあったり、キャラクターがあって物語があったり…、とクリエイターによって様々だ。物語とキャラクターも完全に分離して考えようとする人もいて、とにかくモノを創造するということに絶対の答えは無いのだなぁ、としみじみと考えさせられた。