2004-06-19から1日間の記事一覧

[僕のネット事情]

使用ブラウザをSleipnirからGreenBrowserに変えてみた。まだ慣れない。

 舞城王太郎『山ん中の獅見朋成雄』()

自己のアイデンティティの喪失。主人公が不思議世界に迷い込んで、その中で…。 といった感じの内容。 『文化』を脇軸に置いて、『オリンピックへの可能性を失ってしまった』主人公‐獅見朋成雄の成長を描いた作品です。 ところで思っちゃったんですけど、これ…

 舞城王太郎『熊の場所』()

ミステリー小説から出てきた舞城王太郎はやはりその事に対する呪詛を込める義務がある、というのが本人の中にある考えなのだろうか? 本著には短編が三つ掲載されている。そのいずれもの作品が、殺人・猟奇・暴力に対する呪詛が感じられる。 村上春樹は時代…

 大塚英志『サブカルチャー反戦論』()

僕がいつも疑問に思っていた事がある。一般市民が戦争を語る事だ。新聞もテレビも胡散臭くて自分が何を知っていて何を知らないのかを、知っている自信が無い。 マスコミが本当の事を語っている保証がない中で、僕達は『戦争』を語る資格があるのかずっと疑問…

基本的に読書の感想文は読み終えてから書くようにしているので、中途半端なままにしていたものを一気に片付けたりすると↓のようになります。